楽しいハンドドリップ

 自宅で美味しいコーヒーを淹れたいですよね。今回、紹介するハンドドリップの中でも手軽なペーパードリップを紹介します。コーヒーにもう一つのこだわりを持ってみるのも良いと思います。コツさえ押さえてしまえば誰でもこだわりのある美味しいコーヒーが作れます。

 

目次

 

用意するもの

ドリッパー、サーバー、ペーパーフィルター、コーヒーミル、メジャースプーン、ケトル

 

分 量

1杯分  120cc  メジャースプーン1杯  10g

2杯分  240cc  メジャースプーン2杯  20g

3杯分  360cc  メジャースプーン2杯半 25g

 

抽出方法

➀ペーパーフィルターの側面のシール部分を折ります。次にそこのシール部分を先ほどとの側面とは逆の方向におります。

 

②ドリッパーとサーバーにお湯をかけて温めます。カップにもお湯を注ぎ温めておきます。

 

③中挽きにしたコーヒーの粉をドリッパーに入れます。均等にお湯がいきわたる様にする為にドリッパーを軽く振ってコーヒーの粉を平らにします。

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 ④1湯目。できるだけお湯を細くして、粉全体にお湯を染み込ませるようにゆっくり注ぎます。粉全体に湿らすことができたら注ぐのを止めます。

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⑤蒸らし。1湯目をうまく注ぐことができたら、粉がムクムクと膨らんでハンバーグみたいな状態になります。この状態で約20秒間置きます。

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⑥2湯目。今度は中心から渦巻きを描くように外側へ注ぎます。そしてまた中心に戻ります。中心に戻ったら、注ぐのを止めます。この時もフィルターにお湯がかからないようにして下さい。

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⑦3湯目。ドリッパー残っているお湯が半分ぐらいになったらお湯を注ぎます。2湯目と同じように中心から注いでいき、小さい円を描くようにします。また中心に戻り注ぐのを止めます。

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⑧ドリッパーのお湯が少なくなったら、中心にだけ注ぎ量を調整して終了です。

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美味しく淹れるコツ

・コーヒーケトルは、注ぎ口の細いものを選ぶとお勧めします。注ぎ口が細い方がお湯の太さをコントロールしやすくなりムラのない味が作れます。

 

・お湯を注いでいるときは、フィルターにかからないようにしましょう。フィルターにお湯がかかってしまうとフィルターを通してコーヒーが抽出されてしまい雑味の原因にもなります。

 

・コーヒーは旨味成分が先に抽出されサーバーに落ちてきます。渋味や苦味などの雑味は後から落ちてくるので、ドリッパーのお湯を落としきる前に注ぎ、定量になったらドリッパーをはずずとコーヒーの旨味成分だけが、サーバーに残ります。因みに最初の数滴のコーヒーが一番おいしいです。

 

 

まとめ

 ペーパーフィルターを紹介してきました。ペーパーフィルターは、安価で手軽にドリップができる器具だと思います。ちょっとしたコツでいつもより美味しくコーヒーを淹れることができたらこんな幸せはないと思います。

 注意点を気にしながら何回か淹れていくとコツをすぐにつかめると思うし、回数を増やせば増やすほど美味しいコーヒーが作れますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。